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虫歯で歯が痛くなるのはなぜ?

2018年7月10日

皆さんこんにちは。

大手町野村ビルデンタルクリニックです。虫歯になると冷たいものが歯にしみたり、何もしなくてもズキズキする痛みを感じたりすることがあります。皆さまの中にも、このような苦い経験を持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

虫歯による痛みの症状は、私たち歯科医にとっても虫歯の大きさをはかる1つの目安になります。そこで今回は虫歯で歯が痛むメカニズムと、進行具合によって変わる痛みの感じ方についてお話ししていきたいと思います。

 

歯はすべての刺激を「痛み」ととらえる

私たちの体は様々な感覚をとらえることができます。例えば皮膚であれば触った感覚(触覚)、温かさや冷たさの感覚(冷覚・温覚)、痛みの感覚(痛覚)、押された感覚(圧覚)と、感じ方も非常にバラエティ豊かです。

 

しかし歯が感じるのは「痛み」だけ。歯は冷たいものも熱いものも、何かが触れた感触もすべて「痛み」としてとらえ、脳に伝えていきます。ではなぜ普段食べたり飲んだりしても「痛み」を感じないのか、それを知るには歯の構造を理解しておく必要があります。

 

歯はエナメル質、象牙質、歯髄(しずい)の3つの構造からできています。刺激を「痛み」として感じるのは歯の中心にある歯髄であり、その外側を象牙質、さらに外側をエナメル質が覆っています。

 

歯をあらゆる刺激から守っているのは、一番外側にあるエナメル質です。頑丈なエナメル質が外部からの刺激をすべてシャットアウトし、これによって私たちは食べ物や飲み物で痛みを感じることなく、美味しくいただくことができます。

虫歯は虫歯菌が吐き出す酸がエナメル質を溶かすところからはじまり、やがてその奥の象牙質、歯髄へと進行していきます。そして痛みは虫歯が歯髄に近づけば近づくほど強くなり、激しさを増していきます。

 

エナメル質の虫歯(C1):わずかに「甘いもの」「冷たいもの」がしみる

前述にあるように、エナメル質は様々な刺激を遮断する役割を担っています。そのためエナメル質が虫歯になっても、はじめのうちは痛みを感じることがありません。

 

ただその下の象牙質は、外部の刺激を歯髄に伝える仕組みを持っています。したがって虫歯が象牙質近くまで達してくると「冷たいものがしみる」「甘いものがしみる」といった症状があらわれはじめます。

 

象牙質の虫歯(C2):「冷たいもの」も「熱いもの」もしみはじめる

象牙質には象牙細管(ぞうげさいかん)と呼ばれる細い管がいくつも存在し、その管を通して歯髄に外からの刺激を伝えていきます。つまり虫歯によって象牙質が表にさらされてしまうと、外からの刺激がダイレクトに歯髄へと届きやすくなるわけです。

 

そのため虫歯が歯髄の近くにまで達してくると、冷たいものだけでなく熱いものもしみだすほか、食べ物を咬む時にも痛みを感じるようになります。

 

歯髄にまで達した虫歯(C3):何もしなくてもズキズキ痛む

歯髄はまさに痛みを感じる場所ですから、虫歯がここまで達してしまうとちょっとした刺激でも強烈な痛みをともなうようになります。また神経に炎症が起こると、始終ズキズキ痛んだり、夜も眠れないほどの痛みに襲われたりするなど、日常生活に支障をきたすこともしばしばです。

 

さらに厄介なことに、ここまでの状態になると治療をしたくても麻酔が効かず、患者様自身も大変な苦労を強いられることになります。したがって虫歯は放置せず、異変を感じたらすぐに歯科を受診するように気をつけましょう。

 
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